【日常雑感】旅路を祈るくらいの関係

本社の近くには小学校と高校があり、

毎日多くの学生さんたちとすれ違います。

友達とふざけながら楽しそうに歩く人、元気に挨拶する人、

自転車で駆け抜ける人、半分寝ながら歩いている人、遅刻寸前でダッシュする人。

様々な人達がこの街の空気と風景と日常を作っています。

 

 

もうすぐ3月、卒業シーズンですね。

「出会いと別れの季節」の別れ部分がやってきます。

すれ違う学生さんたちが卒業すると、この日常風景もだんだんと変わっていきます。

 

変わっていきますと言っても、その風景から誰が抜けたのかまでは分かりません。

 

街ですれ違う名前も知らない、顔すら覚えていない人。

明日から一生会わないとしても、それすらも自覚されない人。

 

個としての関わりなど全くない人は日常や風景と言ったレベルまで溶け込んでいます。

世界の大半はそんな風景となった人々でできています。

 

日常風景を作ってくれていた「知らない人たち」がいなくなるのは、

寂しいものなのでしょうか。

 

「遍く旅路に光あれ」とヒーローソングは歌っています。

あなたの名前すら知らないけど、あなたの旅路に光あれと

心の隙間の片隅ででほんのり祈るくらいには

愛すべき日常風景の一部だったのかもしれません。

 

4月になれば「出会いと別れの季節」の出会いの部分がやってきます。

また、名前も知らない誰かとすれ違う

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