【日常雑感】モンブランでもいいのか
本日は十三夜。「後の名月」の日です。
相棒の十五夜と比べて少しマイナーな日ではありますが、
カレンダーにはしっかりと記載されています。
栗名月とも呼ばれ、団子と一緒に栗をお供えしたり、栗ご飯を食べる風習があるとか。
十五夜は中国から伝わってきた風習ですが、
十三夜は平安時代に生まれた日本独自の文化とのこと。
十三夜の少し欠けた月を見て「完璧でないものも美しい」
というのは平安貴族の雅な感性でしょうか。
十五夜と十三夜どちらか一方だけを見る片見月は縁起が悪い、なんて話を聞きます。
それは雅な心ではなく、江戸時代あたりに広まった商業的な意味合いが強いという説があります。
「十五夜の日に買ったんだから十三夜の日にも買わないと縁起が悪いよ」みたいな。
発祥の理由がどうであれ、季節行事と風習というのは遥か昔の人たちと
同じものを見て感じるということではないでしょうか。
古代中国の、平安貴族の、江戸時代のそれぞれの風習が
形は変わっていっても現代に受け継がれているというのはロマンを感じます。
そして本日は霜降。
暦の上では冬が少しずつ近づいてきている日でもあります。
栗を食べて月を眺める。
遥か昔の先人たちと同じように、秋の空気を感じる夜長になればいいですね。
