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【映画の話】ゴールデンスランバー【ネタバレあり】

 

今回の映画はこちら!!

【ゴールデンスランバー】

 

 

出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、濱田岳、柄本明、大森南朋、

       貫地谷しほり、相武紗季、永島敏行、伊東四朗、石丸謙二郎、香川照之ほか

 

 

以下ネタバレあり

 

 

【ざっくりストーリー】

 

冤罪くらって逃亡してたら、なんだかんだで周りが助けてくれた

 

【感想】

 

 

首相暗殺犯に仕立て上げられて、

警察やマスコミから追われる主人公、青柳。

 

 

警察も世間も世間がみんな敵だらけ。

 

なのに、ピンチになる度にちょうどいいところで

昔の知り合いや逃亡中に知り合った人たち、

誰かが助けてくれる。

 

 

 

それは青柳の求心力というか

広く言えば優しさなんでしょう。

 

 

「もっと疑え」と言われて

「俺に出来るのは信じることだけだから」と応える青柳の

素直さや愚直さ、そういう部分に周りは絆されていくのでしょうね。

 

 

また、青柳の知らないところで

知り合い同士が次々と出会い繋がって

青柳を助けようとするところは心揺さぶられました。

 

青柳を助けたいという目的は同じだから

初対面同士でも信頼できるんでしょうね。

 

(元カノ、後輩、級友、ロックな先輩、通り魔、アイドル、整形外科医、花火職人、謎の老人・・・。

こうやって並べると協力者が個性的ですね。)

 

「お前じゃないんだろ」

「信じてるんじゃない。知ってるんだ」

など協力者たちの言葉がいちいち優しくて泣けてきます。

 

 

一番好きなのはボロ車の置手紙のシーン。

 

 

打ち合わせも連絡もしていないのに、

青春時代の思い出だけでたどり着いた二人の絆にまず1泣き。

【俺はやってない】【だと思った】で2泣き。

 

 

エンジンがかかっただけでも人は泣く、の場面でつられて3泣き。

 

 

 

 

青柳の仲間に犠牲者が出てしまったのは悲しいことですが

青柳は顔を変えて別人として生きていくことになります。

顔はまるっきり違うのに気付いてくれる人はいたので

どのような人生を送るのでしょうか。

 

 

 

ジャンル:サスペンス、アクション、青春

公開:2010年

監督:中村義洋

脚本:中村義洋、林民夫、鈴木謙一