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【日常雑感】新しい季節の名前

明日は夏至、一年のうちで一番昼が長い日です。

 

立夏を過ぎると夏が来る。

夏至を過ぎると本当の夏が来る。

小暑を過ぎると夏を越えた夏が来る。

梅雨が明けると夏のようなとにかく暑い季節が来る。

 

気温が体温を越えるのが普通になった現代は四季でも二十四節気でも七十二候でも表せない、

従来の夏とは違う名前を付けないといけないのではないでしょうか。

 

キラキラした日差しの元、蝉の声を聞きながら爽やかな汗をかき、

日陰に行くと風が涼しく、冷たいドリンクが美味しい。

すごく暑い日でも30度くらい帽子や日傘で十分対策がとれていた、

かつての夏ってこんな感じではありませんでしたか。

 

今の夏のような何かは

ギラギラ太陽、日陰でも蒸し暑く日向に出ると暑いを通り越して痛い、

全身からドロドロ汗をかき蝉すら鳴かない、熱中症で倒れるリスクが高い

帽子も日傘も命を守るための重要グッズになっている

 

災害級とか命の危険とか呼ばれているこれを「夏」というカテゴリーに入れていいのか疑問です。

そして今年も、夏のような何かは当たり前にやって来ます。

熱中症予防が義務化されましたが、それでも命を守るために大切なことは

十分すぎるくらいにやってもいいのかもしれません。