本格的なラッシュが始まる前の人がまばらな朝の時間。
これから一日がゆっくりと始まろうとしている時間。
一日の気持ちの良いスタートを切れそうなときに、どこからか青春時代の曲が流れてきました。
思い出の曲に当時のあれやこれやがよみがえり、ノスタルジーに浸っていました。
いや、朝からノスタルジーに浸るな。どうせなら夕方浸れよ。
ノスタルジーに浸るのは気持ちの問題であり、時間や時期は全く関係ありませんが、
なんとなく秋の夕方の雰囲気を想像してしまいます。
過ぎ去った青春の思い出に想いを馳せてあの頃を懐かしむのは、なんとなく夕方がいい。
夕方の方がエモーショナルが加点されている気がします。
例えば、川の向こうに夕日が沈み、オレンジの中に紫が混ざりはじめる夜の入り口
街の光が逆さに映り込み水面にもう一つの町が出来ている。
帰宅を急ぐ人波の中少しだけ立ち止まり、日常にある絶景を味わいながら
・・・こんなシチュエーションでノスタルジーに浸りたい
朝はだんだん明るくなるし、これから始まるわくわく感があります。
夕方は夜に向かってだんだん暗くなる、もう明るい時間は過ぎ去ってしまった、
そんなもの悲しさがあります。
(まぁ、夜は夜で違った魅力があり、宵も深夜も明け方も、それぞれの時間で違った楽しみ方はありますが。)
そう考えると朝からノスタルジーに浸れるって結構レアなことかもしれませんね。